- 2006/05/22 掲載
基幹系・情報系システムの効率的かつセキュアな検索を実現、みずほ情報総研の新サービス
既存システムのアクセス権限を反映し、効率的でセキュアな検索を実現
みずほ情報総研は、インターネットや企業内の各種情報システムなどに保存された情報の横断的な検索を可能とする「ESP(Enterprise Search Platform、企業内情報検索基盤)構築サービス」の提供を開始すると発表した。
情報化の進展に伴い、企業内には受発注システムや経理システムといった基幹系システム、ナレッジマネジメントシステムやグループウェアといった情報系システムなど、さまざまな情報システムが構築されている。業務を遂行するにあたり、情報システム内に保存されたデータや、インターネットを利用して情報を検索するシーンが増えているが、検索機能はシステム別に実装されることが多く、システムの種類やデータ量の増加に伴って情報検索に費やされる時間も増加する傾向にある。
昨今、Web検索エンジンの技術を応用したデスクトップ検索も普及しつつあるが、検索範囲がインターネットやローカルPC、ファイルサーバ等に限定されるほか、HTML形式やPDF形式など一定のファイル形式以外に対応していないなど、企業内の情報システムを網羅するまでには至っていない。また、企業内検索では対象データに付与されたきめ細かいアクセス権限を検索結果に反映するなどの配慮も必要となる。
こういった背景より、みずほ情報総研は、コンサルティングから実装フェーズまで約3カ月という短期間で、インターネットやファイルサーバに加え、基幹系システムやグループウェア等の横断的な情報検索を実現するサービスを開始する。また、ESPの機能によって情報システムごとに設定されているアクセス権限を反映させることが可能であり、情報セキュリティを確保したまま情報検索の大幅な効率化を可能にする。
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