• トップページ
  • ジャックス、日本IBMと10年間で570億円のアウトソーシング契約を締結

  • 2006/05/22 掲載

ジャックス、日本IBMと10年間で570億円のアウトソーシング契約を締結

信販・カード業界向け最新鋭システムを共同利用化

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
記事をお気に入りリストに登録することができます。
 ジャックスと日本IBMは、信販業界で唯一24時間365日の稼動を実現しているジャックスの信販・カードの基幹システム「JANET(ジャネット)」を、日本IBMの共用データセンター機能を活用して複数の企業が共同利用可能なシステム基盤上で構築し、本日より稼動した。

     ジャックスと日本IBMは、信販業界で唯一24時間365日の稼動を実現しているジャックスの信販・カードの基幹システム「JANET(ジャネット)」を、日本IBMの共用データセンター機能を活用して複数の企業が共同利用可能なシステム基盤上で構築し、本日より稼動した。

 ジャックスは、この新システム基盤を業界・業種・系列にこだわらず、他の企業と共同で利用していく計画である。すでに稼動実績のある「JANET」を利用することで、企業はシステム構築における膨大な開発コストを節減し、システム障害やスキルある人材の確保等のリスクを大幅に低減できる。保守・運用段階でのIT経費も削減できるため、自社の戦略に適した新分野へのIT投資を増やすことができる。

 日本IBMの共用データセンター機能「Service Delivery Center(SDC)」は、障害管理やヘルプデスクなど、システムの運用管理に必要な機能を、機能毎に集約し専門スキルを最大限に活用した体制にすることで、複数の企業に対して均一で高品質な運用管理サービスを効率よく提供する仕組みである。今回の新基盤システム構築にあたり、ジャックスの全IT資産をSDCを活用した基盤とその運用に移行したという。

 2005年4月、ジャックスは情報システムの日本IBMへのアウトソーシング契約を更新し、SDCに基づいたアウトソーシング契約へ移行した。契約金額は、10年間で約570億円(年額57億円)で、SDCに基づいたアウトソーシングとしては、世界最大規模になる。SDCを利用することでシステム資源を効率的に利用できるため、ジャックスでは年間の定常的な保守・運用経費を約2~3割削減できると見込んでいる。

 「JANET」は、オンライン中心設計に基づく業務処理方式の採用により、クレジット業界では不可欠とされる24時間365日稼動を信販会社で唯一実現し、導入以来約5年間無停止の高い信頼性と、契約店舗ごとの独特の決済や例外処理など高度で複雑な処理に柔軟に対応できることを特長としている。また、開発段階から、ショッピングクレジット、カードや住宅ローンなど、商品や業務別にプログラムをモジュール化するとともに、処理能力などシステム資源の変更にも柔軟に対応できる拡張性を持つ。

業務効率、日本IBM、アウトソーング

あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます