- 2006/05/22 掲載
ショッピングやポイント会員制サイトを低価格・短期間で構築
日本ブロードビジョンと住商情報システムは、業務提携を強化し、中堅企業向けのCRMビジネスを拡大する。
その一環として、日本ブロードビジョンが提供するWebアプリケーション「BroadVision Commerce」をベースに、住商情報システムが朝日新聞社ASPARAサイトなどの大企業向けに蓄積したノウハウをテンプレート化し、必要機能に絞った、中堅企業向けCRMシステムを低価格で提供する。
日本ブロードビジョンは、今回の住商情報システムとの提携により今までアプローチできなかった中堅市場に参入し、販売機会が大幅に広がる。このソリューションと共に今まで数十年蓄積してきたナレッジを提供していくという。
一方、住商情報システムは、これまで「BroadVision」をベースに10社以上の大企業向けCRMシステムの納入実績を重ね、ノウハウも蓄積をしてきた。また、中堅企業向けビジネスでは自社パッケージソフトウェアである「ProActive」において、約3000社の導入実績を有しているという。
今まで、中堅企業にとってライセンス費用が高額なため「BroadVision」は、導入が容易ではなかった。そこで今回の業務提携の一環として、中堅企業にも導入しやすい低価格のCRMソリューションを構築し、営業展開を開始するという。
大企業向けのショッピングサイトや会員サイトでは、2~3億円のシステム投資が一般的だが、中堅企業向けでは、必要機能を厳選し、インターネット上でショッピングサイトやポイント会員制サイトを開設するために必要な最小のセットを提供する。販売する物品で若干の幅はあるものの、価格的にはWebサーバーとデータベースサーバーが各2台の構成で3,000~5,000万円(カード決済、コンタクトセンター機能は含まず。インターネット回線やファイアウォールは、別途必要)、構築期間は3~4ヶ月を想定している。
さらに、住商情報システムのIDCセンターである、netXDCにハウジングすればインターネット回線の接続からサイトの要塞化、システム運用に至るまでオールインワンでサポートする体制も整っている。
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