- 2006/05/19 掲載
住友商事、コーエイドラッグ買収
住友商事は、2006年6月20日にコーエイドラッグの発行株式の100%を取得すると発表した。
コーエイドラッグは1990年の創業以来、地域の特性を捕らえた豊富な品揃えと、コンサルティングを重視した販売、更には調剤薬局併設を強みとする「住宅地立地の都市型ドラッグストア」業態を確立している。現在は25店舗を展開しており、売上、利益共に順調に推移している。近年では、オリジナルブランド「conlavie」商品を中心としたセルフメディケーションに特化した新業態「コンシェルジュ・ラヴィ」の展開も始めている。
住友商事は、100%子会社である住商ドラッグストアーズにおいて「医療の一端を支える小売業として、お客さまの健康で豊かな生活に役立つ『かかりつけ薬局』を目指す」という経営理念のもと、「トモズ」「アメリカンファーマシー」「メディコ」のストアブランドで東京・神奈川・埼玉をドミナントエリアとして現在、計70店舗を展開している。
住友商事とコーエイドラッグは、今後も地域社会に貢献する企業作りを積極的に行う方針。今回、
(1)住友商事の消費者直結型事業ノウハウの活用・商材の拡充・出店立地の確保・人材の確保等により21世紀型セルフメディケーションに対応した新しいドラッグストアの業態創造を行うという点
(2)コーエイドラッグと住商ドラッグストアーズの経営ビジョンが共有でき、かつ、調剤併設型のドラッグストアとしてドミナントエリアの補完ができる点
(3)コーエイドラッグが新業態としてチャレンジ中の「コンシェルジュ・ラヴィ」の業態確立と店舗展開において強力なパートナーシップが期待できる点で、事業上のシナジーが大きく発揮できるとの判断から合意に至ったという。
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