- 2006/05/13 掲載
ウイングアークとマイクロソフト協業で、「最適な帳票ソリューションになることを期待」MS鈴木協一郎氏
ウイングアーク テクノロジーズは、.NET環境でアプリケーション開発をすすめる企業に対し、基幹の業務に不可欠な拡張性の高い帳票システムを早期に実現する.NET Framework 2.0対応帳票ツール「SVF for .NET FrameworkVer2.0」を5月17日より出荷すると発表した。
さらに、それに対応する帳票ツールも発表した。
【.NET Framework 2.0対応の帳票ツール製品】
●帳票開発環境用キット「SVF SDK for .NET Framework Ver2.0」
1クライアントの標準価格(税別)は、700,000円
●帳票運用モジュール 「SVF for .NET Framework Ver2.0」
1サーバ1CPUの標準価格(税別)は、800,000円
●帳票運用モジュール 「SVF for .NET Framework MetaFrame Edition Ver2.0」
1サーバ1CPUの標準価格(税別)は、300,000円
SVF for .NET Framework Ver2.0をはじめとする.NET Framework 2.0対応の帳票ツール製品は、基幹の業務システムを.NETで構築することを検討する企業、システムインテグレターに対してソリューションを提供する。
帳票開発環境へのメリットは、1つのツールで専用伝票、固定枠の帳票様式から可変するレポート形式 のデザインに至るまで幅広いジャンルに対応。さらに、今までアプリケーション側に組み込まれていた帳票出力制御をツール側で定義することによって帳票設計の生産性・保守性を劇的に高める。
基幹業務でのさまざまな帳票運用に対するメリットは、.NET Frameworkで構築する業務アプリケーションからの本格的な帳票運用をどう実現するか。固有のプリンタ環境に縛られず多様なメーカに対応した印刷環境、ずれない伝票発行、セキュアで効率的な文書管理を考えたPDF出力、月次の大量出力など、避けては通れない帳票開発の問題を一元的に解決する。
これにより、.NET Framework で開発する基幹業務系帳票アプリケーションから日本固有の繊細な帳票・伝票をシームレスに出力することができる。
今回の協業で、マイクロソフト 執行役 デベロッパー&プラットフォーム統括本部長 鈴木協一郎氏は次のように述べている。
「このたびのウイングアーク様の.NET Framework 2.0対応の帳票ソフトウエア『SVF for .NET Framework』の発売、誠におめでとうございます。また、『Visual Basic 6.0マイグレーション パートナー』にご参加くださり、ありがとうございます。レガシーシステムやVisual Basic6.0から最新のWindows環境ヘの移行ニーズが高まる中、ウイングアーク様が培われたエンタープライズ分野での帳票開発と運用に関わる製品群が、最新の.NET Framework 2.0に対応し、Windowsアプリリケーションプラットフォームを採用くださるお客様にとって最適な帳票ソリューションになることを期待しています。今後もウイングアーク様およびその他のパートナー様と協力して、お客様に最適なアプリケーションプラットフォーム環境を提供してまいります。」
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