- 2006/05/11 掲載
製薬業界のガリバー武田薬品が不動産会社を買収
武田薬品工業と大和不動産は、武田薬品が大和不動産を株式交換により完全子会社化すると発表した。本日開催された両社それぞれの取締役会での決議を経たという。
大和不動産(武田薬品出資比率50%)の完全子会社化に伴い、武田薬品と大和不動産が各々50%を出資する新和不動産も、武田薬品の完全子会社になるという。
また、武田薬品は、併せて、完全子会社化後の大和不動産および新和不動産の各々について、会社分割により不動産事業会社と非不動産事業会社に分離。各々の非不動産事業会社は武田薬品に吸収合併することを取締役会において決議したという。
武田薬品では、今回の完全子会社について、今般の株式交換による大和不動産および新和不動産の完全子会社化は、経営の機動性と柔軟性の向上を図っていくという。その後、両社各々について、会社分割により不動産事業会社と非不動産事業会社に分離。各々の非不動産事業会社は武田薬品に吸収合併。不動産事業会社については、将来的には武田薬品不動産(武田薬品出資比率100%)を加えたグループ内の3不動産子会社の整理・統合も視野に入れて、更なる効率化を推し進める予定だという。
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