- 2006/05/08 掲載
日本IBMなど、PCをシンクライアント化するソリューションを提供
日本アイ・ビー・エム、エム・ピー・テクノロジーズ及びウィザードの3社は、IBMのブレード・サーバーである「BladeCenter」とウィザードのセキュリティ対策ソフト「ezIPSEC DeskWIND」を組み合わせ、モバイル環境においてもセキュリティの高いシステムを構築することができるシンクライアント・ソリューションを本日から提供すると発表した。
このシンクライアント・ソリューションは、ウィザードのセキュリティ対策ソフト「ezIPSEC DeskWIND」を組み込んだUSBメモリをPCに挿入すると、PCをシンクライアント化するもの。
USBメモリ内の専用OSが起動し専用サーバを通じて社内情報へアクセスするため、PC内のハードディスクを使用しない。ハードディスクが搭載されていないシンクライアント・モデルのPCでも、ハードディスクが搭載されている通常のPCでも、同じように利用することが可能だ。
また、PCにハードディスクやCD-ROMなどが搭載されている場合でも、サーバから取り込んだデータをこれらの記録媒体へ保存できない。
価格は個別見積もりだが、一例として、100クライアントの場合、2,980,000円からとなる。また、モバイル環境で利用する場合には、通信カードと通信費、導入設定費などが別途必要となる。
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