サイバーソース、カンタンにインターネット上でクレジット決済ができるサービスを提供開始

　『オレンジボックス』の仕組みはHOP（Hosted Order Page）方式、一般にリダイレクトと呼ばれる方式である。オンライン店舗等、決済画面のデザインはそのままに、決済のシステム部分をサイバーソースのデータセンターに直接接続することでクレジット決済が容易に行える。このサービスを使用することで小～中規模オンラインビジネスでの決済・経理業務の効率改善が見込めるという。

　オレンジボックスの特長は3つあるという。

まずは、簡単な設定ですぐにスタートが可能だという点。クレジットカード決済画面はサイバーソースが提供。顧客のサイトにごく簡単なプログラム（インターフェイス）を組み込むだけで、特別なオンライン決済の導入が可能である。

　次にファーストクラスのセキュリティであるという点。個々の取引は「暗号化鍵」を使った電子署名により保護される。送受信するデータを暗号化することで、第三者による不正商取引や情報の改ざんなどを未然に防止できる。入力されるクレジットカード情報は、サイバーソースのデータセンターで直接受信、即時（リアルタイム）処理される。オンライン上の店舗等、店舗側のサーバーにはカード情報を一切残さない方式のため、カード情報を保持管理する心配がない。サイバーソースのデータセンターはミッションクリティカル、週7日24時間有人管理体制と世界トップクラスのセキュリティレベルを誇っているという。

　そして、最後は『管理画面』で決済取引の管理を簡単だという点である。売上、取引処理といった日々の決済管理は、インターネット経由の管理画面で簡単に行える。管理画面はサイバーソースが準備、すぐに使うことができる。