- 2006/04/26 掲載
アンリツ、会社分割により情報通信機器事業部門を分社化
アンリツグループは、計測器、情報通信機器及び産業機械の製造販売を主要な事業とし、このうち主として公共情報システム、画像集配信システム、IPネットワーク機器などの開発、製造、販売、保守サービスを情報通信機器事業として展開している。情報通信機器事業は、アンリツのシステムソリューション事業部が開発・製造を担当し、営業統轄本部が販売を、アンリツテクニクスが保守サービスをそれぞれ担当している。
これまで情報通信機器事業を収益源の主要な柱として展開してきたが、事業基盤である国土交通省など官公庁の長期的な予算縮小や民需市場の開拓、およびプロダクトミックスシフトの遅れなどにより業績が悪化していた。
そこで現在進めている経営構造改革の一環として、「システムソリューション事業部」及び、営業統轄本部のうち「ネットワークス営業本部」の一部を会社分割によってアンリツテクニクス株式会社(新商号:アンリツネットワークス株式会社)に事業移管することにより、情報通信機器事業における経営責任の明確化、意思決定の迅速化により一層の経営効率化、競争力強化を図り、CSの向上とグループ総合力の強化を目指すという。
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