- 2006/04/26 掲載
ターボリナックスが仕掛けるマイクロソフトとの対決
今回提供する米Versora社のProgression Desktopは、Windows上のファイルやフォルダはもちろんのこと、Windowsで使用しているInternet Explorer、Microsoft Outlook、Outlook Expressをはじめとする主要アプリケーションの設定やデータを、簡単な操作でTurbolinux FUJIの環境へと移行することができる。
また、Linuxへ移行する際、多くのユーザーが懸念事項として挙げていたメールの全データ、アドレス帳、お気に入り、ブックマークなどをはじめ、壁紙、システム起動音、終了音やマウス、キーボードなどの各種設定も移行することができるという。
このソフトウェアは英語版での提供になるが、詳細な日本語マニュアルによりスムーズな移行をサポートする。今秋リリース予定の最新バージョンでは日本語のユーザーインターフェースに対応予定で、今回購入のユーザーは無償アップデートの対象となる。
Progression Desktopはwindows側のデータを集める部分と、Linux上でデータを移行する部分とに分かれており、前者はターボリナックスのWebサイトより無料でダウンロードすることができる。Linux部分はTurboプラス経由にて、ダウンロード価格1,980円(税込)で提供する。いずれも4月末からの提供開始を予定しています。
また、無償で入手可能なフリープラグインの提供も行っており、既に60種類以上のフリープラグインが公開されている。ターボリナックスでは多様化するデスクトップOSの用途に応じ、個人法人を問わず幅広く、より便利に使い易く使用できるよう、今後もTurbolinux FUJI用プラグインを拡充していくという。
【Versora社 CEO Mike Sheffey氏 コメント】
ユーザーがWindowsからデスクトップ・リナックスへの移行を検討する際には、すでにあるWindows上のファイルや設定が引き継がれること、それらを失うことなく安全に移行できることが共通した要望の1つとして挙げられます。Versora社のprogression Desktopはファイルや設定の移行を容易にし、Turbolinux FUJIへ移行するユーザーに最適なソリューションを提供します。
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