- 2006/04/26 掲載
従来のIDS、IPSで防げない防御を実現、住商情報システムの新機種
昨今、SQLインジェクション・クロスサイトスクリプティング等のWebアプリケーションに対する攻撃が急増している。特に、eコマース、オンラインバンキングといったサイトについて、情報の搾取などの被害が多数発生している。このため、多くの企業・団体は、IDS・IPSでは防ぐことの出来ないこれらの攻撃に対し、早急な対応を迫られている状況下にある。
このような中、住商情報システムは、既に販売している「NC-1000シリーズ」の後継機種として位置付ける、「NC-1100シリーズ」を販売する。特徴は、Webアプリケーションファイアウォールを導入する際にネックとなっていたパフォーマンスが大幅に向上、大規模なコマースサイトやインターネットバンキングサイト、様々なサービスを提供するIDCなどにも対応することが可能になった点。
「NC-1100シリーズ」では、さまざまなプラットフォームが混在する環境下においても、個々のWebサーバ、Webサービス毎にセキュリティ対策の設定が可能である。ネットワークのボトルネックにならないよう、HTTPトランザクション処理、SSLアクセラレーション処理を強化している。Webサービスを展開する企業・団体において、ロードバランサーやWebサーバで行う処理を、この「NC-1100シリーズ」で行うことにより、これまでの環境を大幅に変更することなく、また各ネットワーク機器のスペックを落とすことなく、Webアプリケーションのセキュリティを強化することが可能になるという。
関連コンテンツ
PR
PR
PR