- 2006/04/26 掲載
銀行、保険、消費者金融、カード業界。業界別戦略で売上大幅アップを狙うEDSジャパン
まず第一に、地方銀行を中心とした銀行業界に対して、今年末にも予定されている「BASEL II」の適用開始や、2008年に適用が見込まれる「日本版SOX法」に併せた内部統制システムの構築・運用のための各種ソリューション「エンタープライズリスクマネジメント(ERM)」の提供を開始する。また、昨年後半、国内で開発し、今年から市場投入した「EDSCRM BANK」(銀行の支店の業務改善と顧客情報管理のためのCRMパッケージ・ソリューション)は、今後3年間で地銀10行への導入を目指すなど積極的に全国展開をしていく。さらに、危機管理に対応した「事業継続管理コンサルティング」や、既に国内の都銀で実績を持つ「グローバル キャッシュ・マネージメント・システム(GCMS)」(海外拠点との送金、口座開設、電子決済業務のためのの開発や運用支援サービス)などをアジアに拠点を持つ銀行向けに展開するという。
第二に、保険業界に関しては従来のセキュリティコンサルティングに加えて、昨年、日本で事業統合した旧ソルコープ社の保険契約管理ツール「INGENIUM」、保険料・責任準備金の数理計算設計ツール/エンジンの「ProductXpress」の拡販と、更に来年にかけて一層利便性の高い次世代の保険基幹業務システムを新たに市場に投入する予定だという。
第三に、消費者金融に対しては、基幹システムの再構築、自動審査システム、Web・モバイル融資システムを、また、カード業界に対しては、クレジット・カード発行業務のBPOを支援できる体制を整備する。
関連コンテンツ
PR
PR
PR