- 2006/04/25 掲載
インテル、ビジネス向けパソコンにおけるセキュリティ、コスト、電力効率についてのプラットフォームを発表
インテル vPro テクノロジーとは、インテル Centrino モバイル・テクノロジー やインテル Viiv テクノロジーと同様に、プロセッサからチップセット、ネットワーキング、ソフトウェアのすべてにいたるまで技術を結集させることで、PCにおける一定水準の質が確保されているということを保証する規格。
最初のインテル vProテクノロジー搭載PCには、インテル Core マイクロアーキテクチャーのデュアルコア・プロセッサが搭載される予定。この64ビットのマイクロアーキテクチャにより、性能を向上することに加え、消費電力が削減される。
インテル vPro テクノロジーには、さらに第2世代のインテル アクティブ・マネージメント・テクノロジー (インテル AMT) とインテルバーチャライゼーション・テクノロジー (インテル VT) も搭載される。
インテルAMTとは、企業がPCサポート費用を削減できるよう支援するとともに、システムの電源が切れてOSやハードドライブがクラッシュした場合でも、PCの管理、異常の検出、診断、修理を可能にするというもの。第2世代のインテルAMTでは、ウイルスなどに感染したPCがネットワークに影響を与える前に隔離することが可能となるほか、脅威が取り除かれた時点でIT部門に通知できる。
一方のインテルVTとは、ハードウェアにおいて仮想化を実現する技術で、PCのセキュリティーをさらに強化するほか、1台のPCの中に別の独立したハードウェア環境を作ることができる。このためIT 部門のマネージャーは、不正操作の防止機能を施した専用のサービス環境、またはパーティションを作り、PCユーザーから見えないよう隔離した状態で、特定のタスクや活動を独立して行うことができる。
関連コンテンツ
PR
PR
PR