- 2006/04/18 掲載
日本テレコム、6月の独サッカーイベントの試合内容をJCへ映像伝送サービスを提供
日米欧を結ぶグローバル映像伝送ネットワークで高品質な試合映像をお届けします
ドイツ国内で行われる各試合の映像データは、映像センターであるドイツIBC(International Broadcasting Center@ミュンヘン)において一元的に管理され、ここから全世界に発信される。このドイツIBCからJC(Japan Consortium=NHKと民放連で構成)へ映像データが伝送され、JCに参加している放送各局が、その映像を視聴者の皆様へお届けするということになるという。
このたびの映像伝送においては、日本テレコムが保有する2.4Gbpsという大容量の日米欧グローバル映像伝送ネットワークが活用されるという。ドイツでのサッカーの競技映像が日本に届くまでには、全長約30,000km(地球3/4周)にも渡る距離を伝送することになるが、その伝送路上で万一、瞬間的なエラーや回線断が発生しても、素早く予備回線に乗り換わる無瞬断切替機能を搭載しており、高画質なHDTV映像が確保できる。また今回の映像伝送サービスでは、欧日の放送方式に対応するためドルビーEストリーム変換もサービスとして提供し、ドルビーならではの5.1ch臨場感あふれる高音質の映像素材をお届けする予定だ。
日本テレコムのネットワークセンターでは常時映像伝送の監視を行い、ドイツIBCには、日本テレコムの映像伝送チームが2ヶ月間に渡り現地へ出向し、大会期間中は24時間体制で運用管理をするという。また、海外伝送路であるグローバル映像伝送ネットワークには特別保守体制を敷くとともに、国内についても海底ケーブル陸揚げ局やバックアップ用衛星地球局など関連施設や部署が保守レベルを上げて大会をサポートする。
日本テレコムは、これまで、2002年に開催された同様のイベントならびに、アテネオリンピック、欧州サッカーイベントなど数多くの世界的スポーツイベントの映像伝送の実績があり、グローバルネットワークインフラを最大限活用した映像伝送事業を展開している。
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