- 2006/04/18 掲載
LAN接続で未登録PCや安全未確認のPCの接続を拒否。PC検疫システムを構築
(株)アスキーソリューションズは、(株)富士通ソフトウェアテクノロジーズと共同で開発したPC検疫装置『iBricks PC検疫装置(アイブリックスPCけんえきそうち)』および、PC遮断装置『iBricks PC遮断装置(アイブリックスPCしゃだんそうち)』を2006年4月27日より発売すると発表した。
インターネットの普及に伴い、社内ネットワークに対する外部からの侵入、攻撃に対してはファイアウォールの設置など積極的な対策が早くから講じられ成果を上げている。ところが近年、ノートPCやモバイル環境の普及により、外部から守られている内部のLANに、ウィルス感染したPCが接続されて被害をこうむったり、悪意の第三者の接続やWinnyのウィルス感染に起因する情報漏えいといった事件が多く見られるようになってきた。この製品は、LANのセグメントごとに設置するだけで未承認のPCや、セキュリティの不十分なPCの接続を拒否し、ネットワークに接続されたマシンや情報の安全を守ることが可能だという。
『iBricks PC検疫装置』は、既存のネットワーク構成を変える必要がなく、設置、設定に専門知識が不要で、Winnyなど、不適切なソフトウェアが稼動しているPCの接続を拒否(2006年6月対応予定)するなどの特長を持つ。『iBricks PC遮断装置』は、『iBricks PC検疫装置』から遮断機能だけを独立させたものであり、未承認PCの接続拒否機能のみを提供するという。

iBricks
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