- 2006/04/11 掲載
セブン&アイHD、株式交換でヨークベニマルを完全子会社化
セブン&アイ・ホールディングス及びヨークベニマルは、本日開催したそれぞれの取締役会において、セブン&アイ・ホールディングスを完全親会社とし、ヨークベニマルを完全子会社とする株式交換を行うことを決議し、株式交換契約書を締結したと発表した。
セブン&アイ・ホールディングスは平成17年9月の設立以来、グローバルな「新・総合生活産業」を目指して、迅速な意思決定による事業ポートフォリオの最適化と、グループ企業価値の最大化を図る企業を目指して事業展開をしている。
一方、ヨークベニマルは、昭和48年の(株)イトーヨーカ堂との業務提携開始以降、33年間にわたり、情報交換・事業展開・仕入れや物流の共同化等を通じ、セブン&アイHLDGS.の一員として、グループ各社との関係を深めてきた。特に「小商圏で繰り返し来店されるお客様の日常の食卓をより楽しく、豊かに、便利にする」というコンセプトの実現を目指し、「個店経営の確立」「商品開発の強化」等を基本方針としたドミナント戦略により、200店舗達成に向けた組織・仕組み作りと、東北地域での確固たる足場と優良な財務基盤の構築に邁進してきた。
今般、セブン&アイ・ホールディングスは、ヨークベニマルをスーパーマーケット部門の中核と位置づけ、経営の一元化、迅速化を図り、併せてグループの持つオペレーション、マーチャンダイジング、店舗ネットワーク並びにコスト管理技術などの総合力を活用することが、少子高齢化、そして人口減少という直面する社会構造の大きな変化に柔軟且つスピーディに対応するために欠かせないという認識に立ち、ヨークベニマルの完全子会社化を実施することに至ったという。
これにより、セブン&アイ・ホールディングスは、「7つの主要事業領域」の1つであるスーパーマーケット部門をより一層強化していく。
株式の割当比率は、ヨークベニマルの株式1株に対して、セブン&アイ・ホールディングスの株式0.88株を割当て交付する。
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