- 2006/04/10 掲載
住商情報システム、無償Winny検出・通信遮断ツールを提供
住商情報システムは、eEye Digital Security社が開発した日本語版Winny検出・通信遮断ツールを住商情報システムのWebサイトにて無償提供すると発表した。
尚、2006年5月12日に住商情報システムが主催する「eEye Digital Security Forum/Spring 2006」にてeEye鵜飼裕司氏による講演「Inside Winny ~Winnyの解析とそのセキュリティ脅威分析~」「Ring“-1” Rootkit~ 周辺機器などシステムの『外』で動作する新たなRootkitやBOTの脅威とその対策」を予定している。
P2PアプリケーションWinnyのネットワークを介して感染する多くのマルウェアにより、数多くの企業及び政府機関より重要情報の流出が相次いでいる。Winnyネットワークの性質上、一度流出してしまったファイルを回収することは現時点では不可能である。
eEyeではこの問題をユーザーアプリケーションが企業ネットワークを攻撃する際の脆弱点として用いられている世界的な流行の一部と考えている。安全な企業ネットワーク維持の援助を目的として、eEye社のネットワーク脆弱性検査ツール「Retina」の技術を生かした「eEye Winny Scanner」日本語版及び「eEye Winny Monitor」日本語版を無償配布することにしたという。
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