- 2006/03/30 掲載
ブラジルのプリンタ市場は年間31万台。沖データが市場拡大に向け販売拠点を設置
プリンティングソリューションの沖データは、このたびブラジルの首都ブラジリアとレシーフェの2箇所に新たにプリンタと複合機の販売拠点を設置し、今月より活動を開始したと発表した。
沖データは、1993年よりブラジル市場向けにモノクロLEDプリンタとドットプリンタの販売を開始し、1997年に販売会社Oki Data do Brasil Infomatica Ltda.を設立。1998年にはカラーLEDプリンタの販売を開始し、官公庁や金融業界、流通業界、量販店業界を中心に導入をすすめてきたという。
新たに販売拠点を設置する2地域では、販売と顧客サポート、またショールーム機能も持ち、ユーザーの業務に最適なソリューションの開発と提案を行う。特にブラジリアでは官公庁や金融機関を中心に、レシーフェでは北東部のチャネルとユーザサポートを中心に事業を展開していくという。
ブラジルのビジネスプリンタ市場(インクジェットを除く)は、年間31万台の市場規模があり、世界第14位、中南米で第2位の大型市場である。特に現在はモノクロページプリンタ市場が大きく、カラーページプリンタ市場は2006年に前年比78%増の約25,000台規模に急速に成長するものと予想されている。
現在、沖データはブラジルにおいて、大きな成長が見込まれるカラーページプリンタ市場では15%、第2位のシェアを、また根強い需要のある業務用ドットプリンタ市場においても25%、第2位のシェアを獲得している。今回の新拠点設立により、一層の顧客密着型ソリューション開発を進めていき、成長が見込まれるブラジルプリンタ市場において、2006 年度に2004年度の67%増にあたる、35億円の売り上げを目指す。
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