- 2006/03/29 掲載
デルとクリアスウィフト、電子メールセキュリティ分野で協業しアプライアンス製品を共同開発
デルとクリアスウィフトは電子メールセキュリティ分野で協業したと発表した。クリアスウィフトは、デルの高性能ラックマウントサーバ(PowerEdge(TM))をベースに、電子メールセキュリティアプライアンス製品「MIMEsweeper(TM)SMTPAppliance(日本語版ver2.3)」を開発、本日より発売を開始する。価格は150万円(税込、250メールボックスに対応するCS250モデル)から。
同時に「デル ISVアリーナ」に参加し、Webを積極的に利用した拡販プログラム、共同セミナーやトレードショウなどで協業し、アプライアンス製品のプロモーションを行う。デルは、Microsoft Exchange Server 2003やLotus Notes / Dominoなどのコラボレーション、メッセージングアプリケーションにおいて重要となるアンチスパムソリューションのひとつとして積極的に提案していくという。
今、あらゆる企業にとって電子メールガバナンスが急務とされている。インターネット経由での情報漏えいや、不適切なコミュニケーションによる企業イメージの低下など、電子メールが企業にもたらすリスクは急速に増大している。インターネット時代に対応した法律の成立や改正が相次ぎコンプライアンス体制の強化が必要となる中で、電子メールによる情報の流れを企業ポリシーによってコントロールする電子メールガバナンスの重要性が増しているのである。
MIMEsweeper SMTPApplianceは、このようなニーズに対応する。企業のゲートウェイを流れる全ての電子メールをポリシーに沿ってリアルタイムに分析し、情報漏えいを防止、同時にスパム、ウイルスなどの侵入を阻止する。
デルとクリアスウィフトはアプライアンスモデルの拡販と顧客サポートに最適な体制を共同で確立。アプライアンス化をするにあたり、クリアスウィフトは、インテル(R)Xeon(R)プロセッサを搭載したデル PowerEdgeサーバで、パフォーマンス、価格性能比、データセンターにおけるスペースユーティリティを高次元で両立する1Uラックマウント形状のPowerEdge1850と、より拡張性に優れたPowerEdge2850を採用した。
MIMEsweeper SMTPApplianceは、フォーバルクリエーティブをはじめとした複数の1次代理店を通じて、全国の販売会社、インテグレータ経由で販売されるという。
フォーバルクリエーティブ代表取締役社長浦野 義朗氏は次のコメントを発表している。
「企業におけるコンプライアンスの遵守、内部統制の徹底のための対策実施が活発化する中、弊社では、クリアスウィフト社の電子メールセキュリティ製品を重点戦略商品として拡販を図っています。今回のデルとクリアスウィフトという業界をリードする企業同士の協業によるアプライアンス製品開発および共同プロモーションは、市場の動向ともマッチしており弊社の拡販施策上とても有意義であり、歓迎いたします」
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