- 2006/03/20 掲載
古河電工子会社、内部統制管理システム販売でノベルと提携
古河電工の100%子会社でソフトウェア開発・運用を手がける古河インフォメーション・テクノロジーはネットサービスソフトを提供するノベルと、ノベル製品の販売を行う「ソリューションパートナー」契約を2006年1月に締結したと発表した。今回の契約により、包括的なアイデンティティマネージメントソリューションを市場に提供することを目指すという。
Webシステム、メールシステム、業務アプリケーションなどさまざまなシステムの導入が進むにつれ、ネットワークは複雑化し、ユーザアカウントの管理工数増大やセキュリティの低下などが問題となっている。また、個人情報保護法や今後の施行が予想される日本版SOX法により、ITインフラの整備、情報セキュリティの統制による内部統制がますます重要なポイントになってきている。
FITECでは、従来から日本版SOX法の施行を見据え、セキュリティ製品の第一弾として企業の電子メールを監視し、機密情報の漏えいや、不正会計等を抑止する「Ziff-Compliance(ジフ・コンプライアンス)」-米国版SOX法対応製品-を提供してきた。
今回ノベルとの提携により、セキュリティ製品の第二弾として日本版SOX法対応のNovell Identity Managementソリューションを構成する製品群である「Novell eDirector.」と「Novell Identity Manager」を提供する。これらの製品によって、堅牢なセキュリティを確保しながらユーザを一元管理できるソリューション「アイデンティティ管理システム」を構築し、ユーザの利便性を高め、企業の管理コストの削減と生産性の向上を実現するシステムを提供する。
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