- 2006/03/10 掲載
RSAセキュリティと京セラコミュニケーションシステムがWebアプリケーション基盤構築ビジネスで協業
RSAセキュリティと京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下KCCS)は、Webアプリケーション基盤構築ビジネスで協業し、RSAセキュリティのWebアクセス管理製品「RSA ClearTrust(R)」の販売代理店契約を締結したと発表した。
最近のインターネットの普及や情報技術の発展を受け、様々なWebアプリケーションやWebサービスが企業内外で提供されている。Webという身近な環境でシステムが利用できるという利点がある反面、今やWebシステムの乱立をはじめ、ユーザ数の増加による管理コストの増大や、情報漏えい対策などのリスク管理、法制度の整備に伴うコンプライアンス(法令遵守)への対応が、企業にとって大きな経営課題になっているのが現状だ。
こういった背景の中、KCCSでは、セキュリティ分野において高い技術を有するRSAセキュリティと協業し、同社のWebアクセス管理製品「RSA clearTrust(R)」とKCCSが提供する統合ディレクトリ管理システム「Green Office Directory」との連携により、Webアプリケーション基盤構築ビジネスにおける、個人認証とアクセス権限管理分野を強化する。
両社のソリューションにより、複雑なWebアプリケーション環境における、IDやアクセス管理の一元化によるセキュリティ強化やプロビジョニングによるTCOの削減、シングル・サイン・オンによる、ユーザビリティの向上に貢献するという。
また、CSR時代に則した企業システムの実現とITコンプライアンスソリューションへの取り組みを推進すると共に、企業内における全社システム基盤(EIP、グループウェアなど)構築のシステムインテグレーションによるビジネスを展開していく。KCCSは、システムインテグレーションを含み1年間で1億5千万円の売上を目指すという。
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