日本ベリサイン、伊藤忠から3月末メドにセキュリティー情報配信サービス事業を譲受

　日本ベリサインは、伊藤忠商事と、2006年3月31日を目途に伊藤忠商事のセキュリティ情報配信（CyberNotice）サービス事業を日本ベリサインに営業譲渡することについて基本合意に達し、今後具体的な条件を協議することになったと発表した。

　「CyberNotice」サービスは2002年1月より伊藤忠商事の事業会社であったサイバーディフェンス（現：サイバーディフェンス研究所）が米国iDefense社（現：米国VeriSign,Inc.）からライセンス供与を受け、同社のセキュリティ情報配信サービスの日本語版として展開しているもの。セキュリティの専門家が分析・検証した最新の脆弱性情報等のセキュリティ情報をユーザー企業に適宜提供しているものである。

　日本ベリサインでは今後マネージド・セキュリティ・サービス（MSS）の展開を予定している。MSSには、脆弱性に関する最新のセキュリティ情報を入手する等して、ネットワークセキュリティ機器を監視または管理するサービスが含まれているという。