- 2006/03/03 掲載
サン、商用ソフトウエア/ハードウエア開発者に、無償でサーバー提供するプログラムを実施
Solaris 10対応ソフト・ハード開発普及のため、最大100社に無償提供
昨年10月から12月にかけて実施した前回のプログラムでは104社からの応募があり、その内条件を満たす77社へ87台の「Sun Fire V20z」を出荷、また107ソリューションの移植/開発の国内実績があったという。
一方で、Solaris 10オペレーティングシステム(以下 Solaris 10)は、2005年1月31日のリリースから登録ライセンス数が既に全世界で400万を超え、オープンソース・ソフトウェアとしての認知も高まってきている。
また、サンのx86/x64プラットフォーム製品(AMD Opteron搭載)の出荷も順調に推移しており、既にSun Java Enterprise Systemをはじめ、BEA、Oracle、Sybase等の主要なソフトウェア製品が当プラットフォームで動作し、その他の海外製ソフトウェアの品揃えも整いつつある。
サンではSolaris 10の市場へのさらなる浸透を図るため、最新のサーバ製品を提供するプログラム第2弾を開始する。
今回のプログラムは、サンが運営する会員制開発者支援プログラム「Sun Developer Connection(SDC)」の法人会員企業で、一定の資格条件を満たすISV/IHVパートナーに対し、 AMD Opteronプロセッサ搭載の最新製品「Sun Fire X2100」を1社1台、最大100社に無償提供し、Solaris 10 x86対応のソフトウェア/ハードウェアの開発を促進していく。
このプログラムの提供により、SPARC版Solaris、Windows、LinuxからSolaris10 x86プラットフォーム版へISV/IHVの製品のポーティングを促進する。
サンでは、このプログラム参加資格条件として、①Sun Developer Connection法人会員企業(カテゴリー:商用ディベロッパー)で、ソフトウェアのソースコードを国内に持つ、またはローカライゼーションを国内で実施している企業であること。②2006年6月30日までに、当該製品(Solaris 8、Solaris 9、Linux、あるいはWindowsにて稼動)をSolaris 10 x86版にポーティングを完了し、国内市場に提供すること。③会社名、当該製品名をサンが公表することに同意すること。④前回プログラム(2005年10月1日より2005年12月31日実施)の資格認定を受けていないこと、を挙げている
関連コンテンツ
PR
PR
PR