- 2006/02/28 掲載
ディー・エヌ・エー、ビッダーズ店舗を対象に個人情報保護強化でPKI認証を導入
ディー・エヌ・エーが運営するオークション&ショッピングサイト「ビッダーズ」では、個人情報保護管理体制強化の一環として、「ビッダーズコマースエンジン」加盟の店舗を対象に、PKI(公開鍵認証)の導入を2006年3月末より実施する。PKI認証を導入するのは、大手総合ショッピングモールでは初の試みとなる。
これまでも「ビッダーズ」では、IDとパスワードによる個人認証を、また、個人情報を扱うページに関してはSSLによる通信を実施してき。今回「ビッダーズ」へ導入したPKIは、特定のパソコンに限定してウェブサイトへアクセスすることを可能にするクライアント認証システムの一つで、このPKIを導入すると、店舗ごとに発行されるクライアント証明書をインストールしたパソコンからのみ、取引情報に含まれる個人情報関連のページを閲覧することができる。
昨今問題になっているスパイウェア等によりパスワードが漏洩した場合でも、クライアント認証のための認証キーをインストールしたパソコン以外からはクレジットカード情報を含む個人情報へアクセスができないようになる。なお、「ビッダーズコマースエンジン」加盟の店舗へは2台のパソコンにインストールできるよう、DeNAより1店舗あたり2つの認証キーを無償にて発行する予定だという。
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