シスコ、「Cisco ME 6500シリーズ　イーサネット　スイッチ」を発売

　インターネット向けネットワーキング機器ベンダーの最大手であるシスコシステムズ（代表取締役社長：黒澤保樹、以下「シスコ」）は、本日、キャリア　イーサネットポートフォリオに新製品を追加し、インターネットプロトコル次世代ネットワーク（IP NGN）アーキテクチャを強化することを発表した。これにより、オプティカル、ルーティング、スイッチングの製品や技術それぞれの利点を組み合わせた、柔軟な導入オプションをサービスプロバイダーに提供することが可能になるという。

　この度発表された新製品は、「Cisco ME 6500シリーズ　イーサネット　スイッチ（以下、Cisco ME 6500シリーズ）」で、高い付加価値を提供するキャリア イーサネット サービスの実現を可能にする。

　Cisco ME 6500シリーズは、高性能かつ豊富な機能を備えた、障害対応力の高いイーサネット スイッチで、サービスプロバイダー ネットワークのアクセスレイヤとアグリゲーション（集約）レイヤの両方に導入することが可能。業界トップクラスの革新的なCisco Catalyst6500シリーズの技術をベースとして、特にサービスプロバイダー向けに開発された本製品は、光ファイバー　ネットワーク上で、一般消費者向けの「トリプルプレイ（映像・音声・データ）」サービスとビジネスクラスのVirtual Private Network（VPN）サービスの両方を実現できるよう最適化された、キャリアイーサネットスイッチである。

　Cisco ME 6500シリーズの誕生により、Cisco ME 3400シリーズ イーサネットアクセス スイッチを含む、現行のキャリア　イーサネット　スイッチング製品ポートフォリオが強化されるという。