- 2006/02/21 掲載
マンダリンオリエンタル東京、国内ホテル初の1300回線規模のIP電話システムを導入
ブロードバンド基盤を活用した最高品質のサービス提供へ

世界に誇るLegendary Serviceをブロードバンド環境でも提供

マンダリン・オリエンタルは、世界各地で"Legendary Service-伝説と呼ばれるサービス"を提供し、伝統と最先端の設備を融合した顧客サービスの実践により世界中で高い評価を受けている。今回構築したブロードバンド基盤は、この"Legendary Service"取り組みの一環として開始された。
マンダリン オリエンタル ホテル グループでは2009年までにボストン、シカゴ、ラスベガスなどの都市で8ホテルの開業を予定しており、今後も常に最高品質のサービスを提供するため、最新技術を取り入れたブロードバンドなどITテクノロジーの活用を継続的に進めていく予定だという。
このIP電話システムは、NEC製のSIP対応テレフォニーサーバ「UNIVERGE(ユニバージュ) SV7000」を中核としたセキュリティ機能を有するブロードバンド基盤によって構築されている。マンダリンホテルには、この基盤を活用し、全館無線LAN接続、客室内高速インターネット接続、ビデオ・オンデマンドなどのサービスも提供する。さらに、本ブロードバンド基盤を活用することにより、マルチメデイアを活用した新たなサービスの提供が可能になるという。
全客室とホテル業務用にIP電話を全面採用
さらに、このブロードバンド基盤を活用し、客室とパブリックスペースにおいてどこからでもインターネットに接続できる無線LAN環境、全客室における高速インターネット接続、ビデオサーバから客室テレビへの映像の高速配信(ビデオ・オンデマンド)などを提供する。
またブロードバンド基盤において、顧客サービス用のネットワークと業務用のネットワークをファイアウォールで分割すると共に、VLANの技術により、音声・データ・無線LAN・映像配信の各種メデイアを論理的に分離。さらに、客室ごとのセキュリティ強化にIsolate-VLANの技術を採用するなど、安全できめ細かいセキュリティ環境を実現している。
また、同じくNECのネットワーク運用管理ソフトウェア「WebSAM NetvisorPro」を導入し、本ブロードバンド基盤の効率的な運用管理も実現している。
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