アコーディア・ゴルフ事例:社内外の通話を支えるPBXのクラウド化で運用コスト20%削減
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サポート打ち切りや保守・管理にかかる運用負荷が課題
同社は、本社の社内外で利用する電話のPBXについて、これまで自社内のサーバで運用してきた。しかし、老朽化に伴う数々の課題に直面していたと、同社 アコーディア・ゴルフ 経営企画本部 情報システム部 Web企画推進部 統括部長 田中 理 氏は振り返る。
「それまで使ってきたPBX製品が老朽化し、2015年にサポート打ち切りが決定したのが一つめの理由です。電話機についても製造が中止になり、ハードウェアの更新や保守ができないという課題がありました。二つ目の課題は、自社のサーバルームの問題です。サーバルームには、以前は基幹系システムのサーバなどを設置していましたが、ディザスタリカバリの観点などから、7~8年前にデータセンターに移行しており、PBXについても事業継続性の観点から移行が求められていました」
また、運用の課題はこれだけではない。
「PBXは、本社で250名くらいの利用者がいます。毎年、大きな組織変更が2回程度あり、細かい組織変更を併せるとさらに年に数回、座席が変わり、内線の配置が変わります。内線電話には、かけてきた相手の名前と番号が表示されるのですが、組織変更や異動のたびに専門業者に依頼したり、サーバルームでパッチパネルの配線を付け替えたり、設定を変更したりする作業が繁雑でした」
小さい異動でも情報システム部だけでは対応できず、専門業者への依頼が必要なほか、大規模な組織変更の場合は敷設工事などを伴うため、スケジュールを組んで、時間を取って対応する必要があった。さらに、定期的にビルメンテナンスが入る関係上、年に1回は停電前後の立ち会いなども発生していたという。
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