- 2006/02/20 掲載
リコーとトレンドマイクロ、中小事業所向けセキュリティ対策分野で提携
株式会社リコー(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:桜井正光、以下:リコー)と、トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:エバ・チェン、以下:トレンドマイクロ)は、中小事業所向けのセキュリティ対策分野での提携に合意したと発表した。
この提携に基づくセキュリティソリューションの第一弾として、リコーはASPサービスとオンサイトでの導入設定を組み合わせた「マネージドウイルスバスター」を、2006年2月28日に発売する。
本サービスはトレンドマイクロの法人向け総合セキュリティソフト「ウイルスバスター コーポレートエディション」を、民間企業向けとしては初めて、サーバーレス環境に対応したASPサービス方式で提供するもの。リコーのITサービス総合メニュー「ITKeeper (アイティキーパー)」にラインアップし、今後2年間で15万クライアントの獲得を目指すという。
【マネージドウイルスバスターの概要】
■サービス概要
両社の提携により開発された「MIエージェント」と「ウイルスバスターコーポレート エディション」を顧客のクライアントパソコンにインストールし、リコーの監視センターと連携することで、リアルタイムでウイルス対策を管理する。また、導入の際のオンサイト作業や障害の通知、ヘルプデスクなどのサービスを標準メニューとして提供する。
■料金
1クライアント¥13,000/年(5クライアントより)
※上記価格は消費税込み。ライセンス数に応じて料金が適用されるボリュームディスカウント制となっている。たとえば、100クライアントを新規に導入する場合は、1クライアントあたり11,000円/年。また切換や乗換、更新などのディスカウントも行なっている。
「マネージドウイルスバスター」は、システムの運用・管理を行なう専任担当者の確保が難しい中小事業所向けのセキュリティ対策サービス。
ASPサービス専用モジュール「MIエージェント」をインストールしたクライアントパソコンと、リコーの監視センターが連携することで、トレンドマイクロの「ウイルスバスター コーポレートエディション」による不正プログラムの駆除・復旧やスパイウエア対策、パーソナルファイアウォールなどの総合的なセキュリティ機能を、ASPサービスとして提供する。
ウイルス対策用の管理サーバーを設置する必要がなく、ライセンス管理やバージョン管理など、IT資産管理が不要なため、手軽に、しかも低コストで導入・運用することが可能となる。
サービス導入時は、リコー100%子会社のITサービスプロバイダー「リコーテクノシステムズ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:川村收)」の、全国470拠点/約5,000名のカスタマー・エンジニアが、顧客先で各クライアントの設定作業を実施するため、専門的な知識がない顧客でも安心してセキュリティ対策が行なえる。
また、導入後はリコーの監視センターが24時間/365日遠隔監視するとともに、パターンファイルの更新をリアルタイムに行なう。万一の障害時は電子メールで通知するほか、電話や電子メールでの問い合わせに対応するヘルプデスクも用意するなど、充実したセンター&オンサイトサービスが用意されている。
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