- 2006/02/15 掲載
マイクロソフトとNRIデータサービスが統合運用管理ソリューションで協業
マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区)とNRIデータサービス株式会社(本社:横浜市保土ヶ谷区、取締役社長:大野健、以下「NRIデータサービス」)は、マイクロソフトのシステム運用管理製品「Microsoft(R) Operation Manager 2005」(以下、MOM 2005)に、NRIデータサービスのシステム運用管理製品「eXsenju」の機能をあわせることで、様々な種類のシステムの運用管理を一元的に行うことを可能とする「統合運用管理ソリューション」の提供を開始する。
企業内の業務系システムは、それを主管する部署が中心となって個別に開発しているケースが多く、また、複数のシステムが異なるOS上で稼働している場合も多く見受けられる。このような場合、それぞれのシステムに関する運用管理ルールやシステムの基盤構成が異なるため、システム全体の運用管理が複雑化し管理工数を増加させる要因になり、また、サービスレベルにばらつきを生じさせてしまう要因にもなっている。
一方で、企業のIT部門は管理コストの抑制やサービス品質の向上に加えコンプライアンス面の強化も強く求められている。そのような課題に対応するためには、システム全体を一元的に管理(可視化、標準化、最適化)することが有効な施策になる。つまり、個別のシステム毎に運用管理を行う場合と比較して、サービス品質の向上、運用管理コストの削減、さらには、IT統制の強化(日本版SOX法への対応)や「ITIL(IT Infrastructure Library※)」といったコンプライアンス/フレームワークへの対応が可能となる。
この度、両社が提供を開始する「統合運用管理ソリューション」はマイクロソフトのMOM2005に、NRIデータサービスが提供する連携モジュール「eXsenju管理パック」(無償提供)を介してeXsenjuを組み込むことで、従来のMOM2005によるマイクロソフト製品の監視、管理に加え、Linux、UNIXなどのWindows以外のオペレーティングシステムやOracle、DB2などの他社プラットフォームに関わらず、これらオープンシステムに関するモニタリング、ジョブスケジュール、ネットワーク監視の管理をMOM2005より一元的に行うことが可能になり、運用管理コストの削減や内部統制の強化に役立つ。
*Microsoftは、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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