- 2006/02/09 掲載
ネットマークスとNTTデータイントラマート、Webシステム構築基盤とIP電話で連携
株式会社ネットマークス(東京都港区元赤坂1-3-12 代表取締役社長:大橋 純、以下ネットマークス)と株式会社NTTデータ イントラマート(東京都港区赤坂3-21-16 代表取締役社長:中山 義人、以下NTTデータ イントラマート)は、IP電話をはじめとするIPコミュニケーションシステムと、Web業務アプリケーションの連携システムについて共同で開発を進め、統合的な企業情報共有基盤の提供を行う。
ネットマークスでは、Voice統合ソリューションを「INFOSION(インフォシオン)」として展開しているが、NTTデータイントラマートのWebシステム構築基盤「intra-martフレームワーク」との連携システム「I-COP700」を開発し、「INFOSION」のラインナップのひとつとして、2006年2月から販売を開始する。
今回開発した「I-COP700」は、「INFOSION」の中心的なソリューションであるシスコシステムズ社のIPコミュニケーションシステムと「intra-martフレームワーク」を連携させることにより、企業ユーザのさらなる業務効率の向上を目的としている。intra-martシリーズ製品には「intra-martフレームワーク」上で動作する業務アプリケーションシリーズが多数あるが、例えばそのうちのグループウェア機能を提供する「イントラネット・スタートパック」を活用することにより、企業のWebポータルシステムやWebアプリケーションからIP電話を制御したり、電話帳やプレゼンス情報(在席情報)、高性能多地点ビデオ会議システムとの連携などが可能になる。
これにより、社内・社外間でコミュニケーションをとる際に迷うことなく最適なアクセス手段で相手にコンタクトできるため、余計な検索や伝達を不要にし、社員の生産性をより高める。
「intra-martフレームワーク」は、既に1500社の企業で採用されているWebシステム構築基盤であるフレームワークと、Web業務アプリケーションシリーズからなり、企業の情報系システムを統合するWebシステム構築基盤として活用されている。「intra-mart」製品が「I-COP700」と連携し、IPコミュニケーション機能を統合することで、既存企業ユーザの業務効率の更なる向上を図ることが可能になる。
急速に導入が進むIPテレフォニーシステムは、単なる電話の置き換えではなく、コミュニケーション手段を統合し、生産性の向上に寄与するIPコミュニケーションとして注目が集まっている。ネットマークスは、国内の大規模IPテレフォニーシステムに関する豊富な構築実績を有しており、これまでIPコミュニケーションのインテグレーションと共に、様々なオリジナルのアプリケーションと連携させることで、付加価値の高いソリューションを提供してきた。
今後は両社共同で、セミナー、イベント等のプロモーション活動を展開し、新たな付加価値アプリケーションなどを含めたトータルソリューション「INFOSION」として既存ユーザや新規ユーザを対象に提供することで、単なる電話ではない、IPコミュニケーションソリューションとしての提供を一層推し進めていくという。
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