- 2006/02/08 掲載
リコー、セキュリティ機能搭載のレーザー普通紙ファクシミリを発売
株式会社リコー(社長執行役員:桜井正光)は、A3判対応のレーザー普通紙ファクシミリの新製品として、操作ミスによる誤送信を防止するセキュリティ機能を搭載した「リファクスML4600S」を発表した。

製品名:リファクスML4600S
標準価格(消費税別):59万8千円
発売日:2006年2月20日
月販台数:800台
新製品「リファクスML4600S」は、「リファクスML4600」(2002年5月発売、標準価格59万8千円)の後継機として発売するもので、充実した基本機能に加え、IP-ファクス機能※やW-NET FAX機能※、カラースキャナ機能※、ネットワークプリンタ機能※など、多彩な拡張性を継承している。(※オプション)
新たに、ファクス番号の入力を二度繰り返さないと送信しない「二度入力機能」や、ワンタッチダイヤルなどに登録された宛先以外に送信できない「テンキー・ロック機能」など、操作ミスによる誤送信を防止するセキュリティ機能を搭載することで、情報漏洩を防止する。
【リファクスML4600S の主な特徴】
1.操作ミスによる誤送信を防止するセキュリティ機能を搭載
・ファクス番号の入力を二度繰り返さないと送信しない「二度入力機能」や、ワンタッチダイヤルなどに登録された宛先以外に送信できない「テンキー・ロック機能」を新たに搭載。操作ミスによる誤送信を防止するセキュリティ機能により、個人情報などの漏洩を防止。
2.IP-ファクスなど多彩な通信機能に対応
・オプションで国際標準ITU-T※1T.38勧告に準拠したIP-ファクス機能※2に対応。T.38対応機同士の場合、IPアドレスを指定してメールサーバを介さずに直接通信することが可能だ。高速かつ確実な通信が可能なうえ、通信コストを大幅に削減することが可能。IP電話やVoIPシステムと組み合わせ、データ・音声・ファクスの通信をIPネットワークに統合することで、通信システム全体の構築・運用コストを削減できる。
・オプションで国際標準ITU-T T.37勧告に準拠したインターネットファクス「W-NETFAX」に対応。
・標準で「スーパーG3ファクス機能」による高速ファクス通信が可能。
※1 ITU-Tとは、国際電気通信連合電気通信標準化部門の略称。国際電気通信連合は、国際的な電信電話技術に関する研究と運用を標準化する機関。
※2 ファイヤーウォールの設定によっては通信できない。
3.パソコンから直接ファクスを送信する「PC FAX」が可能(オプション)
・オプションを装着することで、パソコンで作成したデータを、直接相手先のファクスに送信できる「PC FAX 送信」が可能。ファクス送信のためのプリントアウトや、ファクシミリまで原稿を持って行く手間とコストを削減。
4.カラースキャナやネットワークプリンタとして活用が可能(オプション)
・「ML4600S」本体からの操作だけで、カラー原稿を電子メールの添付文書※3にして直接送信することが可能。情報を伝えたい相手に直接送信できるため、安心・確実な情報伝達を実現。
※3 読み取った画像データは、JPEGやPDF形式などで電子メールに添付
・同梱の配信ソフト「Ridoc Document Router Lt」を利用することで、ファクス同様の簡単な操作でカラー原稿を電子化し、ネットワーク上のパソコンの、任意のフォルダに配信することが可能。簡単・効率的な情報共有を実現。
・オプションにより、ネットワークプリンタとして活用が可能。連続プリント速度は毎分23枚(A4ヨコ)。しかもリアル1200dpiの高解像度出力を実現。
5.優れた給紙性能
・標準の1段トレイ(500枚給紙)に加え、500枚給紙×4段+手差し給紙(100枚)の増設が可能なため、最大6ウェイ、2600枚の大量給紙が可能。
・オプションの「ロール紙給紙ユニット」の装着により、最大A3幅までのロール紙による受信が可能。図面や版下、伝票など、長尺や短尺の不定形なサイズの受信でも、それぞれの大きさにあわせて受信紙をカットすることが可能。用紙の無駄を削減。
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