- 2006/02/06 掲載
KDDI、 CATV大手、ジャパンケーブルネットの株式取得を発表
将来の光展開を睨んだ経営参画を目指す
今回取得するJCNの株式は、セコムと丸紅が保有していたもので、3社の間で3月中の売買が基本合意された。これによりKDDIは、JCN筆頭株主に躍り出ることとなる。
JCNは八王子や大田区など東京都内などにグループ14局を展開しており、放送接続世帯数では140万世帯を抱えるCATV大手。
JCNとKDDIの両社は昨年11月に、JCNのケーブルテレビ網とKDDIの中継網CDNを活用した固定電話サービス「ケーブルプラス電話」で提携を発表した。KDDIではJCNのインフラやノウハウをグループ内に取り込むことで、さらなる顧客基盤の拡大に活用したい考えだ。
今回の資本提携により、今後、多チャンネル放送・インターネット・電話、そしてau携帯電話によるFMC(Fixed Mobile Convergence:固定-携帯融合サービス)を加えた「クワトロプレイ」も可能になるとしている。
また加えて3月中に少数株主からの買い取りも予定しており、KDDIのJCNへの出資比率は47.30%まで上昇する可能性があると発表している。
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