- 2006/02/02 掲載
PFU、カラー文書認識技術搭載のコンパクト両面カラースキャナ「ScanSnap」を発売
「ScanSnap」新モデルを販売開始
株式会社PFU(社長:広瀬 勇二、東京本社:川崎市幸区堀川町580番地)は、業界トップの高精度文書検索を可能とするカラー文書認識技術(注1)を搭載したコンパクト両面カラースキャナ「ScanSnap」(注2)の新モデル「S500」を、2月10日より販売すると発表した。(受注開始は、本日2月2日より)

今回の新モデル「S500」は、読み取った電子データの検索性を高めるため、高精度文書検索を可能とするカラー文書認識技術を搭載し、文字認識率の大幅向上を実現している。また、会議中などのパソコンを使用していない時間に自動でOCR処理を行う機能を追加しており、OCRの処理時間を意識することなく、検索可能なPDFファイルを作成することができるようになった。
●「ScanSnap S500」の特長
1. 高精度な全文検索が可能 (NEW)
富士通・富士通研究所が開発した、業界トップの高精度文書検索を可能とするカラー文書認識技術を搭載し、約20%のOCR認識率の向上を実現した(ScanSnap従来機比)。また、同梱のPDF整理・閲覧ソフトウェア「ScanSnap Organizer」で、検索可能なPDFファイルへ自動変換する機能を追加した。パソコンのCPU空き状態を監視しながら自動的に変換処理を行うため、パソコン操作に支障をきたすことがない。
2. デザインを一新 (NEW)
新モデルは、直線的でスタイリッシュなデザインに大幅変更した。これまで分離式だったスタッカー(原稿受け台)をボディーに一体化し、デザイン性のみならず扱いやすさも向上している。またボディーカラーに『スーパーブラック』を採用し、引き締まったクールな印象を打ち出している。
3. 読み取り速度を18枚(36ページ)/分に向上 (NEW)
新モデルは毎分18枚、36ページの速さを実現(ノーマルモード カラー 150dpi)。従来機に比べてすべての読み取りモードにおいて20%の読み取り速度向上を実現している。
【その他の特徴】
・業務用スキャナの上位機種にも搭載されている、異なるサイズの原稿であっても一度に読み取る「自動サイズ検出機能」を追加。(NEW)
・名刺管理ソフト「名刺ファイリングOCR V2.0」がQRコードつきの名刺の認識に対応したばかりでなく、通常の名刺情報からQRコードを作成。(NEW)
・「e-文書法(通称) (注3)」に定められた読み取り条件を満たす電子文書をワンプッシュで作成することができる「e-スキャン」ボタンを新モデルにも搭載。
・電子文書の証明力を高める、有効期間10年に対応した「PFUタイムスタンプ」を100スタンプサービス同梱。
・用途に応じて、ビジネスに役立つさまざまな体験版ソフトウェア(PDFファイル管理ソフト、OCR専用ソフト、など)を同梱。

●販売価格、および出荷開始時期
製品名 : ScanSnap S500
販売価格: オープン
PFUダイレクト(注4)価格 49,800円(税込)
販売開始: 2月10日
(注1)カラー文書認識技術は、カラー文書をスキャンした画像に対し、テキスト・図・表の領域を識別して、テキスト領域を文字認識することにより、テキスト情報を抽出する技術。富士通は、テキストパターン抽出処理と図表パターン抽出処理を相補的に組み合わせる独自のハイブリッド型テキスト領域抽出方式により、JPEG圧縮による画質劣化や多様な色使いのレイアウトを持つカラー文書画像からも高精度にテキスト情報を抽出できる技術を開発した。業界トップは、2006年2月2日現在当社調べ。
(注2)「ScanSnap」は、PFUおよび富士通・富士通グループ各社と全国の主要パソコンショップや家電量販店で販売を開始する。
(注3)e-文書法は、紙での原本保存が義務化されていた文書や帳票について、電子化したイメージデータを原本として認め、保存を容認する法律。e-文書法は通称。正式名称は「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律」、および「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」。
(注4)PFUダイレクトは、PFUが運営する直販Webサイトの名称。
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