- 2006/01/26 掲載
ケイ・ジー・ティー、日本版SOX法への対応支援ソリューション「Ci-Tower」を発売
サイバネットシステムグループである、株式会社ケイ・ジー・ティー(東京:新宿区 代表取締役社長加藤浩)は、2008年3月決算期からの導入が予定されている日本版企業改革法(日本版SOX法)への対応支援ソリューション『Ci-Tower』(シーアイタワー)を発売すると発表した。
【 Ci-Towerの特徴 】
□業務管制塔アーキテクチャ
計画に沿った業務遂行を目指す、PDCA(Plan-Do-Check-Act) サイクルと区別して、計画からの乖離、つまりリスクを想定して、安全な統制をかけるという意味で、航空機の管制業務に相当する、Model-View-Control アーキテクチャを採用している。
□統制コラボレーション環境として
内部統制のための担当社員、経営者、監査法人といった専門性の異なる人々のコラボレーション環境として、業務記述、リスクコントロール文書、評価報告などの、ドキュメントの整備と運営が統一される。
□わかりやすいモデリングとリスクコントロール
Ci-Towerでは、業務プロセスのモデリングツールとして、フローチャートの描画ツールMicrosoft Office Visio と、リスクコントロールのデータを記述するMicrosoft Office Excel、さらに、そのデータをデータベース管理するための、デスクトップならぴにWeb環境を提供する。これにより、ユーザーは、使い慣れたツールのインターフェースを用いて、業務プロセスのモデリングによる内部統制文書作成の作業をすすめることができる。
勘定科目・業務プロセス・リスク・コントロール情報に対して、プロジェクト関係者、経営者、外部監査人の全員が、Webブラウザによってアクセスし、内容確認ができる。オンラインで、運用状況のモニタリングデータを収集・集計でき、内部統制の評価も可能になる。
□カスタマイズ可能なソリューション
内部統制のフレームワークや、業務記述書の書式、リスクコントロールの様式、など、各企業や、各監査法人のテンプレートにあわせたカスタマイズに対応する。
プロセス設計、プロセスモデリング、帳票デザイン、インターフェース調整により、企業や業種ごとの特性と、監査法人の手法を適合させることができる。たとえば、COSO のリスク管理フレームワークやPCAOB の監査基準案に対応する、Account, Process, Objective, Risk, Controlといった分類を推奨する、主要な監査法人の方法論に基づく分類テンプレートを用意することで、短い準備期間での内部統制活動展開が可能だ。
【 製品出荷予定 】
Ci-Tower BPM Desktop Ver.1.0 平成18年2月下旬
Ci-Tower BPM Server Ver.1.0 平成18年3月下旬
【 動作環境 】
□Ci-Tower BPM Desktop Ver.1.0:
Windows XP, Microsoft Visio 2003, Microsoft Office Excel 2003
□Ci-Tower BPM Server Ver.1.0:
Windows Server 2003, Microsoft SQL Server 2005
価格(税別)は、デスクトップ版のCi-Tower BPM Desktop Ver.1.0 がPC毎のライセンスで5万円、サーバ版のCi-Tower BPM Server Ver.1.0.がサーバ毎のライセンスで300万円、企業内でのデスクトップ版、サーバ版の無制限利用のコーポレートライセンスが500万円となっている。(マイクロソフト社製品価格は含まず)
また、2006年3月31日までの申し込み(先着順10社まで)には、コーポレートライセンス、初年度保守費用、リスクコントロールシートのカスタマイズを含めて450万円で提供する、早期導入支援プログラムも合わせて発表した。
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