- 2006/07/14 掲載
USEN 株式交換を通じてギャガを完全子会社化
ソフトとインフラの戦略的に融合を図る
一方USENの方も、先日発表した2005年9月―06年5月期の連結業績では、ネットで動画を無料配信する「GyaO(ギャオ)」の番組制作費、広告宣伝費など先行投資が利益を圧迫し、グループ全体で経常損益が21億5300万円の赤字に転落しており、映像、コンテンツ部門の収益基盤の強化が急務となっていた。
USENの完全子会社として、ギャガが映画配給会社として培ってきたヒット作を探り当てる目利きやノウハウなどの『ソフト』の部分と、USENが有する無料ブロードバンド放送サービス「GyaO」や有線放送、カラオケボックスなどの幅広い『インフラ』の部分の戦略的融合を深め、早期の収益力強化を図る。
両社は8月中メドに正式に株式交換契約を正式に結ぶ。株式交換比率は、過去数カ月の株価を総合的に勘案して決定する。ギャガ株のヘラクレス上場は廃止される見込み。
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