日本インタラクティブ広告協会(JIAA)
JIAAは、1999年5月にインターネット広告推進協議会として発足したインターネット広告の業界団体。設立以来、デジタルコンテンツやネットワークコミュニケーションを支える経済的基盤であるインターネット広告の社会的責任を認識しながら、ビジネス活動の環境整備、改善、向上を推進している。 インターネット広告の媒体社、広告会社など270社を超える企業が集まり、消費者保護の観点に基づいたガイドラインの策定、より円滑なビジネス推進のための標準的ルールの整備や調査研究、業界内外への普及啓発などの活動を行い、インターネット広告の健全な発展と社会的信頼の向上に取り組んでいる。
電通が2018年に行った調査「日本の広告費」によれば、インターネット広告費は5年連続で2桁成長し、その構成比は全体の26.7%にも及びます。これは、新聞やテレビなどの「マスコミ四媒体広告費」(41.4%)、DMや屋外広告などの「プロモーションメディア広告費」(31.7%)に匹敵する数字です。このように今やマーケティングにおいて必修項目となったインターネット広告ですが、その運用を行う広告会社が具体的に何をしておりどのような価値を出しているのか、正しく理解しているでしょうか?インターネット広告の媒体社、広告会社など270社から成る日本インタラクティブ広告協会(JIAA)が、その基本知識と課題を解説します。