シュナイダーエレクトリック株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2021/07/09 掲載

「課題だらけ」のエッジコンピューティング運用、考慮すべき“3つのポイント”とは

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
ビジネスのデジタル化に取り組む企業が増えるのに伴って、データが発生する場所の近くでデータ処理する「エッジコンピューティング」が注目を集めている。なぜ、クラウドではなくデータ発生場所の近く(エッジ)なのか。また、実際に取り組むと、どのような問題に直面するのか。すでに取り組んでいる企業の事例も交えて、エッジコンピューティングの最前線とその運用方法を紹介する。

photo
エッジコンピューティングの拡大で企業が直面する新たな課題とは
(Photo/Getty Images)

エッジコンピューティングの拡大で、企業が直面する新たな課題

 企業にとって「データ活用」が重要であり、現在多くの企業が取り組んでいるデジタルトランスフォーメーション(DX)でも、データ活用は中核となる取り組みだ。

 そこで重要性を増しているのが、データの発生する場所の近くでデータを処理する仕組みを指す「エッジコンピューティング」である。IDCの調査によると、エッジコンピューティング市場は2024年まで年12.5%増で成長し、市場規模は2506億ドルに上るとされる。

 エッジコンピューティングでは、文字通り、クラウドではなくデータ発生場所の近く(エッジ)でデータの処理を施す必要がある。その理由は、あらゆるデバイスにセンサーが取り付けられ、膨大なデータが生成されるためだ。こうしたデータをすべてクラウドで処理することは、現実的ではない。特にリアルタイム性が求められる場合は、ネットワークの遅延が問題になる。

 たとえば自動運転や遠隔医療などで、すべてのデータをクラウドに送って処理していたら人命に関わりかねない。また、エッジで一時的にデータを蓄積し、必要に応じてクラウドに送ることで、パフォーマンスやコストを最適化できる。今後、5Gが普及すれば、こうした動きはさらに加速するだろう。

 ただし、企業がエッジコンピューティングを進めると、重大な問題に直面することになる。 それが、エッジコンピューティングで使用するIT機器の運用管理だ。エッジコンピューティングを実現するには、全国の拠点や店舗、工場、倉庫などに、コンピューティング処理を担うIT機器を設置することになる。

 では、これらの機器を一体「誰が」「どのように」管理すべきなのだろうか。すでに一部の企業では、「工場にエッジ処理用のサーバを置いたら、電源コードに足を引っかけて電源が落ち、重要なデータが失われてしまった……」といった声も聞こえる。こうした事態を防ぎ、安心してエッジコンピューティングを運用管理するために、企業がとるべき対策は何だろうか。

この記事の続き >>
・エッジコンピューティングの運用管理で着目すべき、「3つのポイント」
・エッジコンピューティングを支える環境には何が必要か
・ワインメーカーや学校の活用事例も、エッジコンピューティングへの万全の備えを
・エッジインフラの重要ポイントや最適ソリューションを動画で解説

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます


処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます