日本アイ・ビー・エム株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2020/06/10 掲載

データを企業競争力につなげるには「3つのハイブリッド化」対応が必要だ

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
ここ数年で企業の本格的なデータ活用手段が広がり、データの構造も保管場所もワークロードもまったく違うデータを同じように取り扱えることが企業競争力の源泉となる時代になった。一方で、既存のIT資産を持つ企業ほどデータ活用環境の整備に手間取っており、データにまつわる「3つのハイブリッド化」への対応に苦慮している。これに対する有効な解決策はあるのだろうか。

データ活用の現状は10年前と大きく変わった

 ビッグデータという言葉が言われるようになってからもう10年になる。データがビジネスにとって重要なことは引き続き変わらないが、データ活用の現状は一昔前とは違う。企業は今までなかった課題で苦慮している。

 それが、データ活用環境における「3つのハイブリッド化」だ。

画像
企業がデータ活用で直面する「3つのハイブリッド化」

 1つ目は、データ構造のハイブリッド化である。以前はリレーショナルデータベース(RDB)で扱いやすい構造化データがエンタープライズシステムの主役だった。

 ところが現在は、準構造化データ(XML、JSON等)や非構造化データ(テキスト、音声、センサーデータ等)といった以前は捨てていたデータに、企業の競争力を生む価値があるとされるようになった。

 もちろん構造化データに価値があることは変わらないが、企業は双方のデータを扱えなければならなくなった。これが1つ目のハイブリッドである。

 2つ目は、データ保管場所のハイブリッド化だ。クラウドの台頭により、データをクラウドに保管する企業が増えている。すべてをクラウド化するべきかどうかは有識者の間でも見解が分かれるところだが、いずれにせよオンプレミスとクラウドの双方を連携させなければならない。

 3つ目はワークロードのハイブリッド化である。処理するデータ量は少ないが高いスループットが求められるトランザクション処理と、莫大なデータ量の中からインサイトを抽出するアナリティクス処理では、アプリケーションを支えるアーキテクチャが異なる。

 上記3つの観点に対して、実はそれぞれに最適化されたデータベースソリューションは存在している。しかし、各ニーズに対応したソリューションを採用する動きが進んでしまった結果、サイロ化に陥っており、ビジネスに役立つ横断型のデータベースとはほど遠い状況になってしまっている。

 スタートアップなら自社にとってベストな環境を新たに構築すればいいが、既存のIT資産を抱えている企業は連携方法も複雑化し、検討にも構築にも時間がかかる。

 では、こうしたデータ活用で直面する「3つのハイブリッド化」に対する有効な対応策は存在するのだろうか。

データの適材適所に関する3つの問題

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます

アクセスランキング


処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます