実装フェーズに入ったRPA、効果的な導入に必要な「2つのポイント」とは?
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活況を呈するRPAや自動化だが、実装には課題も指摘される
労働力人口の減少、人材確保難という状況で、特にホワイトカラーの業務効率化による労働生産性の向上は大きな課題だ。多様な働き方を実現し、社員の生産性を高める「働き方改革」のために、自動化の取り組みが多くの企業で進んでいる。RPA市場は活況を呈しており、IT調査・ コンサルティング会社のITRが2018年10月に発表した「ITR Market View:RPA/OCR/BPM市場2018」によると、2017年度のRPA市場売上金額は35億円、前年度比4.4倍と急成長している。また、矢野経済研究所の予測では、2018年度の国内RPA市場は、前年度比134.8%増の418億円となっている。一方で、ガートナーのハイプサイクルでは、RPAは「過度な期待」のピーク期から幻滅期に下がり始めていると見られる。
現在、多くの企業でRPAや自動化の実証実験、実装に関する課題が出てきて、それを解決している段階にある。導入に取り組んだ企業からは「RPA単体での導入では効果が出にくい」といった声も聞かれ、改めて業務プロセス全体を見直す企業も出てきている。
言い換えれば、RPAや自動化を効果的に導入するには「業務プロセス全体を俯瞰し、業務プロセスを自動化、最適化すること」がポイントなのだ。それだけではない。「AIなどのコグニティブ・テクノロジーを組み合わせることで、自動化の精度を高めること」により、RPA導入の効果を最大化していくアプローチもある。すなわちAIも重要なポイントなのだ。
では、それぞれのポイントについて見ていこう。
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