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ビッグデータやソーシャルメディアといった動きに象徴されるように、企業や官公庁、学校において「データ」の重要性が増している。その一方で、こうしたデータを守る「バックアップ」や「リカバリ」については、実際に導入・活用できていないケースも多い。ここでは、とある建築現場を舞台に、データバックアップの課題とその解決策について紹介する。
建設現場でIT担当を兼任する細川くんは、連日遅くまでバックアップ作業をこなし、寝不足でいまにも倒れそうです。このようにバックアップ作業は思っているほど簡単な作業ではありません。データが大きくなれば、それに比例して時間も掛ります。ましてファイルサーバから手作業でデータをコピーしていたのでは、時間がいくらあっても足りないでしょう。
そんなときオススメしたいのが、ファイルサーバで手軽にレプリケーションを実現できる「CA ARCserve Replication for File Server」です。このソフトを導入すれば、わざわざバックアップという「作業」をする必要がありません。ファイルサーバ内のデータに変更があれば、自動で同じファイルを複製してくれるので、そのまま放っておけばよいのです。複製データのバックアップ先は外付けHDDや、ネットワークでデータを転送するNASにも対応します。
バックアップが簡単で、さらに時間も早い!
変更されたデータだけをバックアップするので、すばやく作業が終了します。
導入すれば、あとは運用いらず!
導入後は、複製データを自動的につくって作ってくれるため、運用の手間がかかりません。
追加サーバ不要!同一サーバ内のHDDに加えて、NASにも対応!
レプリケーションは複数のサーバ間で行うと思われがちですが、新たなサーバを導入しなくてもシングルサーバで運用できます。
もし災害など予測できない事故が起きて、お使いの運用サーバが故障してしまったら、会社の業務は完全にストップしてしまいます。IT担当の細川くんは、いち早い業務再開に向けて、全力で復旧に当たらなければなりません。
しかし、一般的なバックアップソフトを使った場合はどうでしょうか? 通常はサーバを修理した後にリストアを行って、サーバに元データを戻す作業が必要になります。しかし、これでは修理のための部品調達などで復旧までにどうしても余計な時間がかかってしまいます。
その点、「CA ARCserve Replication for File Server」は、複製データを作成しています。つまりお使いのデータと同じものが、別の外付けHDDやネットワーク経由の記憶装置(NAS)に常に用意されているのです。そのため、それらをPCや代わりのサーバに付け替えるだけで取り急ぎ業務を再開できます。これなら、万が一何か起きても慌てることはありませんね。
リストアの時間も手間もいりません!
レプリケーションツールのため、リストア作業自体が不要で、手間がかかりません。
機器を差し替えるだけで運用を継続!
外付けHDDならば、代替サーバに接続するだけ使えます。また、WSS(Windows Storage Server)対応のNASならば、ユーザからのアクセス先をNASへ切り替えるだけでOKです。
ここまでの解説を読んでみて、同じファイルのデータを自動複製することに少し不安を覚える方もいらっしゃるかもしれません。操作ミスなどで、ついうっかりしてファイルを消してしまったり、上書きしてしまったりすることは、どなたでもありえること。もし操作ミスをしたら、その間違いが複製にそのまま反映されてしまうのではないか、と思われたのではないでしょうか。
でも心配はご無用。Windows Serverに標準で搭載されている「共有フォルダのシャドウ・コピー」機能で定期的にシャドウ・コピーを取っておけば、ファイル単位の復旧も簡単に行えるのです。これにより、万が一誤って上書きした場合も、きちんと元に戻すことが可能です。。