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ビッグデータやソーシャルメディアといった動きに象徴されるように、企業や官公庁、学校において「データ」の重要性が増している。その一方で、こうしたデータを守る「バックアップ」や「リカバリ」については、実際に導入・活用できていないケースも多い。ここでは、とある工場を舞台に、データバックアップの課題とその解決策について紹介する。
複数拠点(工場)を持っている「真田製造」は、『BCP対策』のために「データの遠隔地輸送」という方法が、まず一番に思いつきました。これまで、バックアップメディアやテープ装置を利用して近隣の営業所に預けていたものを、もっと遠くへ預けるという対策です。ですが、このやり方にはバックアップをとる回数分のメディア(テープなど)が必要になったり、データを搬送する手間がかかったり、搬送するコストが高額になるというデメリットがあります。 そこで「真田製造の情報システム部・田村さん」が考えたのが、ハードウェアそのものを入れ替え、複数拠点のデータを一元管理できるようにする方法です。しかしこれには、システムの入れ替えに膨大な費用と期間がかかります。
様々な場所に営業所や工場がある「真田製造」。通信回線が遅い事務所や、通常業務で使うネットワークに影響をおよぼしたくない拠点も存在します。通常、拠点全体でのデータバックアップとなると、一度に大量な情報を扱うことになり、回線を逼迫する問題が発生します。その場合、バックアップが間に合わないといった問題にもなりかねません。
ですがCA ARCserve Replicationなら、インターネットを介した低帯域の回線でもデータを確実に転送することができる数多くの機能を備えています。転送するデータ量そのものを最小化するのはもちろん、事前に回線の利用状況をチェックした上で、最適な帯域幅、時間帯でデータを転送するためのアセスメントモードが備わっています。
「真田製造」では、「データの遠隔地輸送」「ハードウェアの入れ替え」など様々な方法が出てきましたが、そこで問題になったのは、やはり『費用』です。BCP対策はとにかく費用がかかりがちです。
一般的にレプリケーションソフトは、大企業を主な対象としていて、高額であることが多いのですが、CA ARCserve Replicationは、中堅・中小企業の皆様にも向けたお手頃価格の製品です。 また、導入・運用がとても簡単なので、新たな教育コストなど人的コストもかかりません。簡単にBCP対策を行えるツールとして最適な製品なのです。