工数は“10分の1”に、日本自動車ターミナルが経理業務を「劇的改善」できたワケ
- ありがとうございます!
- いいね!した記事一覧をみる
日常業務を変えずに移行できるバンキングサービスが必要だった
日本自動車ターミナルは、東京23区内に4カ所のトラックターミナルを運営し、トラックの荷物が行先方面別に積み替えられる施設「荷扱場」を提供するトラックターミナル事業と、商品の一時保管、流通加工が可能な高機能型物流施設を提供する物流センター事業を手掛けている企業だ。物流の効率化や都市機能の向上、東京と地方の経済をつなぐ重要な役割を果たしている。同社は、2024年1月よりサービス終了が予定されているISDN回線について課題を抱えていた。経理部経理課主任の塚田龍之介氏は、「これまで複数の金融機関と取引しているが、残高照会や入出金、振り込みなどの処理をマルチバンクで一元管理していた」と話す。
処理を担う従来システムは、「2000年以前より使用しており、ISDN回線をベースとしていた」(塚田氏)ため、ISDN回線が終了することによってシステムの刷新が必要となったのだ。
また、システム自体も不調が発生するようになっており、多くの金融機関との残高照会や取引履歴を高頻度で確認する必要がある担当者の業務ストレスや効率性を鑑み、「ISDN回線廃止まで少し時間があったものの、新システムの選定を開始した」ということだ。
新システムに求められた要件は、「これまでのマルチバンクによる業務フローを大きく変えず、かつ日常的に行う業務を変えずにシステム移行ができること」である。日本自動車ターミナルが経理の業務フローは大きく変えず、効率性を大きく改善するまでにどのような軌跡をたどったのだろうか?
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!