- 2021/11/16 掲載
日立ソリューションズ、クラウドデータプラットフォーム「Snowflake」の提供を開始
Snowflakeは、マルチクラウドで提供されるデータウェアハウスサービス(DWH)で、企業内に分散するデータを一元的に集約・管理します。データを処理するコンピューティングリソースと、データを蓄積するストレージを完全に分離した独自のアーキテクチャを採用しており、利用規模や負荷に応じてCPU、メモリ、ディスクなどのリソースを柔軟に拡張するオートスケール機能により、高速処理を実現します。
日立ソリューションズは、データ活用における課題整理からロードマップの策定、DWHなどのデータ管理基盤の導入、AIを活用した高度なデータ分析、ダッシュボードによるデータの可視化、各種教育まで、企業のデータドリブン経営を強力に支援する「BIコンシェルジェサービス」を提供しています。このたび、より柔軟な運用や課金体系を実現したSnowflakeをラインアップに追加し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を一層支援していきます。
■背景
先行きが見えず、不確実なビジネス環境の中で、DX推進により企業が成長していくためには、データに基づいて迅速に意思決定を行い、変化に柔軟に対応していく「データドリブン経営」が重要です。企業が取り扱うデータはますます増加する一方、組織や業務ごとにデータが分散されてしまい、データのサイロ化が大きな課題となっています。さらに、企業はシステムのクラウドシフトを加速させ、複数のクラウドプラットフォームを活用しています。
そのような中、データが一元管理されず、ユーザがデータにアクセスするまでに時間がかかり、データを迅速な意思決定に活用できていないという課題がありました。社内のデータを一元的に管理するデータレイク、DWH導入には、高い導入コストと運用コストも大きな課題です。日々増え続けるデータに対する性能チューニングや、拡張性の検討は運用上の大きな負担となっています。
日立ソリューションズは、上記の課題解決及び新たなニーズに対応するため、企業内に分散するデータを一元的に集約・管理するクラウドデータプラットフォームSnowflakeを提供し、企業のビジネスプロセスの変革への取り組みやDX推進、データドリブン経営の実現を支援します。
■日立ソリューションズが提供する「Snowflake」の特長
1.従量課金制による初期投資を抑えたスモールスタートと、自動停止と自動起動によるコスト管理を実現
2.利用規模や負荷に応じてCPU、メモリ、ディスクなどコンピューティングリソースを柔軟に拡張するオートスケール機能で高速処理を実現
3.変更・削除されたデータを復元し、任意の時点でのデータへのアクセスを可能にする機能や、データを複製せずデータ参照を可能にする機能などにより、運用負荷やコストを大幅に軽減
4.複数のクラウドプラットフォーム間でのデータ連携を可能にし、統合データプラットフォームを実現
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