- 2021/04/13 掲載
米エヌビディア、2─4月期売上高は従来予想から上振れ見込む
株価は5.6%上昇して取引を終了した。
同社のゲーム用GPU(画像処理半導体)は新型コロナウイルス感染拡大の影響で販売が急増。また、同社が積極攻勢に出ていたデータセンター向けの人工知能(AI)チップも好調で、GPUよりも全体の売上高への寄与が大きかった。
コレット・クレス最高財務責任者(CFO)は発表資料の中で。「第1・四半期はまだ終了していないが、総売上高は53億ドルの見通しから上振れしている」と述べた。
同社は、仮想通貨のマイニング向け部門の売上高見通しを5000万ドルから1億5000万ドルに大幅に引き上げた。
世界的な半導体不足で自動車やスマートフォンの生産に悪影響が出ているにもかかわらず、エヌビディアは強気な見通しを示した。
クレス氏は「今年はおおむね、需要が引き続き供給を上回ると見込んでいる」と述べた。
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