- 2021/03/11 掲載
米オラクルの12─2月期、クラウド売上高が予想下回る 競争激化
株価は時間外取引で一時、2.6%下落した。
在宅勤務の普及に伴い、オラクルやマイクロソフト、アマゾンのクラウドサービスに対する企業の需要は高まっている。
稼ぎ頭であるクラウドサービスとライセンスサポート部門の売上高は、5%増の72億5000万ドルで、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の72億7000万ドルを下回った。
ラリー・エリソン会長は「できるだけ早期に新たな地域部門を開設し、急速に拡大する数十億規模のインフラビジネスをサポートしようとしている」と述べた。
アマゾンとマイクロソフトが提供するクラウドサービスに対抗するため、オラクルはデータセンターの設置を増やしている。
全体の売上高は100億9000万ドルと、前年同期から3%増加した。リフィニティブがまとめたアナリスト予想は100億7000万ドルだった。
調整後1株当たり利益は1.16ドル。アナリスト予想は1.11ドルだった。
*内容を追加しました。
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