- 2021/02/26 掲載
マクニカと横浜FC、オフィシャルテクノロジーパートナー契約を締結
今回締結するオフィシャルテクノロジーパートナー契約を通じ、マクニカと横浜FCはグローバルの最先端テクノロジーを応用し、スポーツビジネスの変革の実現を目指します。
■具体的な取り組み
横浜FCは、ホームスタジアムであるニッパツ三ツ沢球技場のスマートスタジアム化にむけ、既に2020年シーズンにおいて、新型コロナウイルス感染予防のため、マクニカが提供するIEI Integration社製のAIを活用した体表温度検知ソリューションを導入しました。人間の顔を認識したうえで体表温度を測定するソリューションで、(1)誤検知の可能性が低いこと、(2)同時に30人の体表温度を測定できること、(3)1秒以下で検知できることが特徴です。これにより、サポーター、観客の入場にかかる時間を、従来の1/3に短縮し来場者の満足度向上、スムーズな運営へ貢献しています。
今後は、スタジアムにおけるAI、IoTのテクノロジーはもちろんの事、様々な技術を応用したプラットフォーム開発を共同で推進し、マーケティング活動や、来場者への様々なサービスを展開していく予定です。クラブハウス等の練習設備においては、マクニカが提供する世界最高クラスの省エネ性能をもつ次世代輻射式冷暖房システムの導入により、選手の快適なトレーニング環境の整備について検討を進めていきます。
また、マクニカのAI研究組織である"AI Research & Innovation Hub (ARIH)"が開発・提供するAIアルゴリズムを使用した選手のプレー、練習の分析、可視化によるチーム力の強化、さらに、デジタルヘルスケアを応用した選手の健康管理についても検討を進めて参ります。
両社の取り組みを通じ、スポーツビジネスの活性化につなげるとともに、新型コロナウイルス感染対策を踏まえた環境作りにも留意し、横浜FCの掲げるホームタウン活動にも共同で積極的に支援、地域社会へも貢献したいと考えています。
本オフィシャルテクノロジーパートナー契約を皮切りに、マクニカは、スポーツ×テクノロジーをテーマに、スポーツビジネスにおけるデジタルトランスフォーメーションを加速させていきます。プロチームからアマチュアのアスリートまで、マクニカが強みとしてきた世界先端の技術の発掘とその応用により、スポーツを楽しむ全ての人に、テクノロジーを身近に体験できることを目指していきます。
◆体表温度検知ソリューションについて
https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/manufacturers/iei_integration/products/135101/
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