- 2021/02/26 掲載
出生時育休、来年10月にも=改正案を閣議決定
政府は26日、男性が妻の出産直後に2週間取得できる特別な育児休業制度「出生時育休」の導入を盛り込んだ育児・介護休業法などの改正案を閣議決定した。男性の育児参加と出産する女性の雇用継続を後押しするのが狙い。今国会に提出して成立を目指す。導入は早ければ2022年10月の見通しだ。
出生時育休は、妻の出産後8週間以内に4週間まで取得できる。2回に分割することが可能。期間中は休業前賃金の67%相当の給付金が雇用保険から支給される。
改正案では、現行の育休制度を含め、利用しやすい職場環境の整備も22年4月から企業に義務付ける。社員研修の実施や相談窓口の設置のほか、従業員への取得意向確認を求める。従業員1000人超の企業には、23年4月から男性の育休取得率を公表させる。
【時事通信社】
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