- 2021/02/26 掲載
三菱ふそうトラック・バス、社員教育のデジタル化を推進
新型コロナウイルス感染症の拡大により世界各国で働き方が大きく変化したなか、MFTBCは2020年6月に従来の在宅勤務制度を改正した「モバイル・ワーク」制度を導入しました。最大100%の社外での勤務、および従業員のニーズに合わせた勤務時間の調整を可能にしたことで、感染のリスクを抑えながら自律性と柔軟性を育む勤務形態を提供しています。これに対応し、社員教育を担う教育機関「ふそうアカデミー」は従業員に対するオンライン研修のレッスン数を560以上まで増やし、前年比61%拡充しました。(*)
MFTBCの研修コースは営業、サービス、財務など幅広い分野をカバーし、受講者は製品の機能や技術、アフターサービス、業務プロセスなどの知識を磨くことができます。従業員は自身の端末から、オンライン研修システム「ふそうホライズン」を通じ、オンライン研修を受講できます。2017年から段階的に当システムの開発・試験を行い、2019年に現在のデザインと機能で本格的に導入を開始しました。現在、研修は英語と日本語の2か国語で実施しており、世界中の70市場以上、日本では国内子会社を含む全組織がアクセスできるオンライン研修システムを展開しています。
ソーシャルディスタンスを徹底するため、ふそうアカデミーではいち早く多くの授業のオンライン化を実現しました。豊富な研修を「ふそうホライズン」で提供することで、2020年のオンライン研修レッスン修了者は延べ66,500人に達し、前年比162%となりました。対面でのやり取りが制限される中で、ビデオや受講者の知識を試すテストなどのインタラクティブ機能を充実させたコンテンツで社員教育の水準を維持しました。MFTBCは新型コロナウイルス感染症の流行収束後もデジタル教育への投資を継続し、組織のレジリエンスと従業員の柔軟なエンゲージメントの強化を目指します。
*前年度比、2020年12月時点
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