- 2021/02/26 掲載
NY株、5日ぶり反落=500ドル超安
【ニューヨーク時事】25日のニューヨーク株式相場は、米国の長期金利上昇が嫌気され、ハイテク株を中心に売りが膨らむ中、5営業日ぶりに反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比559.85ドル安の3万1402.01ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は478.54ポイント安の1万3119.43で引けた。
長期金利の指標である10年物米国債利回りが、一時約1年ぶりに1.6%を突破。金利上昇ペースの加速が嫌気され、これまで低金利を背景に買われてきたハイテク銘柄が売られた。
バイデン米政権の大型経済対策や新型コロナウイルスワクチン普及への期待が高まる中、景気回復が早まるとの見方が強まっていることも、金利上昇につながっている。
金融緩和の長期化観測を背景にダウは前日も史上最高値を更新しており、利益確定の売りに押されやすい状況で、下げ幅は一時600ドルを超えた。ナスダック総合指数の終値ベースの下落率は3.5%超に達した。
【時事通信社】
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