- 2021/02/26 掲載
米経済、景気対策とワクチンで力強く回復=NY連銀総裁
ウィリアムズ総裁はアフリカ系米国人のための非営利団体が主催したオンラインイベントで、「連邦政府の力強い財政支援策とワクチン接種の進展で、今年の国内総生産(GDP)伸び率は数十年ぶりの大きさになる可能性がある」と述べた。
ただ、経済はなおパンデミック(世界的大流行)の脅威にさらされており、新型コロナ変異株の出現で回復の足取りが鈍ったり、感染が再拡大したりする恐れがあるとの認識を示した。
その上で、コロナ禍でアフリカ系米国人が他よりも深刻な影響を受けたと指摘。アフリカ系住民と白人系住民との間の格差をさらに縮小させることが完全な景気回復の実現に重要とし、FRBは「回復ができる限り強固なものになるよう、あらゆる手段を尽くすことに引き続きコミットしている」と述べた。
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